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夏だ!祭りだ!金魚すくいだ!

今日の話は、日本の夏祭りでよく見られるワンシーンである。

 

 

「はい!破れた!そこまで!」

 

金魚すくい小学生チャンピオン、太郎のパイが破けた。

記録は3匹と少ない。

 

太郎はすぐ不服を申し立てた。

「この金魚おかしいよ!なんか重い!

 

お腹に重りを入れてあると主張する。

 

明らかにカタギではないおじさんは言う。

「うちの金魚はちょっと太ってるんだよ」

 

汚い大人たちの前に、純粋な子供はなす術もない。

 

そこへ、

「子供はどいてな」と一人の大人が現われた。

 

周りの客達はどよめいた。光速の段平である。

この地区で知らない人はいない金魚すくいのプロだ。

 

段平が腕を高速で回し始めた。

 

そして、物凄い速さで金魚達をすくっていく!

あまりの速さで手元が見えない!

 

観客達はどよめいた。

 

あっという間に桶に金魚が溜まっていく。

 

 

しかし、よーーーく目を凝らして見ると…

 

 

 

 

手でつかんでいる。

 

 

水に触れる度に

金魚を3~5匹鷲づかみしている。

 

そして、桶がいっぱいになると

今、丁度パイが破けました風に取るのを止めた。

 

 

観客はエキサイトしながら彼を讃えた。

「段平こそ金魚すくいのチャンピオンだ!」と。

 

 

だが本当は、

段平のパイは水との最初のコンタクトで破けている。

何度も高速で水に叩きつけるので、凄く不自然に枠だけ残る。

 

 

だがそんな事は誰も知らない。

 

 

するとそこへ、初老のおじさんが現われた。

「まだまだ青いなぁ」と言いながら水槽の前にやって来た。

 

 

誰かが言った。「め、名人だ」

 

 

なんと名人が現われた。

 

 

名人は大きな掃除機を取だし、水槽の中に入れた

 

 

「え!?」

 

 

物凄い勢いで金魚達を吸い出した!

 

 

轟音と共に次々と吸い込まれる金魚達。

 

 

 

名人は言った。

「やっぱりダイソン!」

 

 

吸引力が違うらしい。

 

 

まるで水槽を掃除するかのように

金魚達を根こそぎ吸い取っていく!

 

 

誰もが思った。

「こんなのありか!」と。

 

 

 

すると怖い顔の方々が沢山現れて言った、

「おじさん、これ以上やられたら、

うちらダイソン(大損)ですわ」

 

名人は、あんた!うまいこと言うね!みたいな感じで

良い顔をした。

 

 

そしてそれが、名人を見た最後の夜だった。

 

 

後にはダイソン独自のサイクロンで

高速回転する金魚達だけが残された。

 

 

 

 

あとがき。

金魚はちゃんと飼育すると10数年生きます!

今日のネタは縁日の翌日にはプカプカ浮いてる、

すべての金魚達へのレイクイエム。

 

今日は井上陽水さんの「少年時代」をEDに選びました。

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